TOKOIRIYA-STAGE
バレエ公演「トコイリヤ」について
沖縄出身のバレエ・アーティスト緑間玲貴を中心に構成しているバレエ公演企画。
バレエ、琉球舞踊、日本古来の巫女舞、観音舞などの各舞踊に共通する「眞・善・美・愛」の世界観を基に、新たな世界観を生みだす舞踊作品を継続的に創造することを追求し、国内外に発信をしている。
「トコイリヤ」は、2015年5月の東京「座・高円寺」での初演を成功させ、2016年1月に沖縄の自然の洞窟「ガンガラーの谷」で第2回公演を開催。その独自の世界観に反響が広がり、地元TV局(琉球放送株式会社)の全面バックアップで沖縄での再演が急遽決定し、同年6月に再演を果たしました。
【vol.3公演内容】
『RE BORN「再生」~Bolero~』(ラヴェル曲)を発表。
「柳元美香の観音舞と緑間玲貴のバレエ」という西洋と東洋の舞の型を融合させ、新しい舞踊アイデンティティーの確立と鮮烈な世界観を打ち立て、観客に驚きと感動をもたらし、唯一無二の舞踊作品が誕生しました。
【vol.4公演内容】
舞踊の根源とその動機である「祈り」と「はじまり」を本公演の大きなテーマにし、様々な側面から光をあてる。劇場版へと更に進化した『RE BORN「再生」~Bolero~』(ラヴェル曲)を筆頭に、「ルミエール・ドゥ・レスト」「I suz U」など緑間玲貴振付作品や、上杉真由との共作「道」を披露。
【vol.5公演内容】
「一人の女性の魂の転生と昇華」を描くオムニバスとして作品を提示。
ロマンティック・バレエの名作『ジゼル』を現代の視点から再創造する試みで全幕上演を構想している『MYRTHA』より抜粋、沖縄の先祖供養の祭事を扱った『清明(せいめい)』(振付:上杉真由)、緑間が 倭建命、前田が弟橘媛命に扮する『the SWAN~倭建命~』などの新作を公開した。
【vol.6公演内容】
当初、国立劇場おきなわでの1日公演を予定していたが感染症拡大防止による一連の流れにより、一時開催を検討。
その後、「芸術の灯は消せない」という緑間玲貴の発言と共に、バレエ作品の新規映像制作と、劇場からの生配信をパッケージ化
する『トコイリヤ ARt MOViEng 』(トコイリヤ アート ムーヴィング)と観客動員型公演『トコイリヤ RYOKI to AI vol.6』の2本立てで企画が立ち上がる。
この企画は、宜野座村文化センター「がらまんホール」の全面協力を得て行われる。
新作「四方拝」を公開。
【vol.7公演内容】
現代舞台芸術のための日本唯一の国立劇場としてつくられた新国立劇場(小劇場)で開催。
「ヤマトタケルの剣」を主題のバレエ「御佩劍」(みはかし)を新制作で発表。
「バレエ」「能楽」「おもろさうし」「古事記」「観音舞」を1つにまとめあげ、琉球文化と大和文化の融合を図る演出。
音楽・衣裳・台本・構成、全てをゼロから創造し作品を立ち上げる。
(令和3年度 文化庁 芸術祭参加公演)
【vol.8公演内容】
那覇文化芸術劇場 なはーと 開場記念 こけら落としシリーズ 冠公演 として開催。
トコイリヤを代表するレパートリー作品、ロマン主義時代のバレエを観ることができる作品、新作「御佩劍」と3部に
分けて、バレエの世界を堪能できる構成。
(令和2年度 文化庁 文化芸術振興費補助金 子供文化芸術活動支援事業)
【vol.9公演内容】
能楽の殿堂、国立能楽堂におけるで開催。新作バレエ「御佩劍」(みはかし)を
国立能楽堂 特別演出版として上演。
「バレエ」と「能楽」の伝統美を際立たせる、日本発信の「日本のバレエ」を
コンセプトに公演。
【vol.10公演内容】
日本橋公会堂において2日間の開催。
バレエ「御佩劍」と「10回記念スペシャル公演」の2つのプログラムで上演。
「10回記念スペシャル公演」のプログラムは、観客のアンケートにより過去の上演作品から人気の高い順に決定する。
【vol.11公演内容】
トコイリヤ史上もっとも重要な要なる公演と位置付ける。
11月11日 皇大神宮(伊勢の神宮「内宮」)舞踊奉納
バレエ「御佩劍」皇大神宮 奉納特別版を奉納。
2000年の神宮史の中で西洋発祥のバレエ奉納は、初の奉納。
【vol.12公演内容】
那覇市との共同主催公演。
那覇文化芸術劇場 なはーと 大劇場において2日間開催予定。
バレエ「御佩劍」第1番「ビゼーティン -七つの星の物語-」を初演。
初日にバリアフリー公演も実施予定。
(令和6年度 文化庁 文化芸術振興費補助金 子供文化芸術活動支援事業)